心ほかほか

                     心ほかほか

          人は、ちょっとしたことで、『幸せ』を感じられる生き物だと思います



パートしているコンビニ近くに、幼稚園や保育園があり、

『お迎え』のお母さん方が、子供と利用することがよくあります。

乳母車を押しながら、幼稚園の子供を連れているお母さん……


そうそう、私も10年くらい前は、そういう姿で歩いていましたよ。

両手は乳母車、口だけは前を飛び跳ねるように歩く子供に、

『ちょっと待って』とか『止まって』とか言いながら(笑)


買い物をした後、子供に『バイバイ』と手を振ると、笑顔で振り返す子供と、

恥ずかしがってわざとそっぽを向く子と、それぞれタイプはあるのですが、

親の方はほとんどの方が、嬉しそうにしてくれます。


そうそう、私もそうでした。子供に気づいてくれて、気にしてもらえると、妙に嬉しいんですよ。

『モデルのようにかわいい』とは言えないけれど、

世の中で一番かわいいのは自分の子供だって、誰だって親は思っていますからね。


……まさか、10数年後に、『反抗期』という嵐が訪れ、

殴ってやりたいと思うようになるとは、考えていないでしょうが(笑)


ところが先日、いつものように『バイバイ』と手を振ると、その女の子がこう言いました。


『違うよ、さようならだよ』


一緒にいたお母さんは、『同じだからいいのよ』と一生懸命大人の対応をしてくれましたが、

幼稚園では先生に『さようなら』と言わないといけないんだと、訴えられまして……


『そうか、さようならだね』


と返してあげると、とっても嬉しそうにペコリと頭を下げてくれました。


そしてGWの休憩である平日の今日、

幼稚園から帰ってきた彼女が、また我がコンビニへやってきたのです。

お母さんとちょっとしたおやつを買い、レジでお支払い。


『ありがとうございました』といういつもの挨拶の後に、言いましたよ、私。『さようなら』って。

そうしたら、その女の子、とっても嬉しそうに笑って、

以前と同じように『さようなら』と挨拶してくれました。


小さなコミュニケーションですが、とても心がほかほかした私です。

覚えてくれていたことが嬉しかったんでしょうね、『バイバイ』と何度も手を振られました。


……『バイバイ』ではないと、先日言っていたのにね。まぁ、それが子供ですが。


この出来事に、先日、うちでは出来ませんとお断りすると、

頭にきたのかゴミ箱を蹴飛ばして倒した男性のことも、

缶コーヒーを買った後、店内でプルを開け、

勝手に売り物の雑誌を立ち読みしながら飲んでいた非常識なサラリーマンのことも、

心から流そう! と思った私です。


あの人達にも、『かわいい時代』があったんだろうけどね。


『Flow』10話は、明日更新します。




切り捨てたはずのものが、突然、大切なものだと気づく日が来る……
『Flow』は 9 Reunion 【再会】 まで更新しました。
ぜひ、お付き合いください



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