29 Reproduction 【再生】

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昴が悠菜と別れ、家に戻ったのは夜の10時を回った頃だった。

鍵を開け中に入ると、リビングには先に戻っていた綾音の姿がある。


「崎本君は、もう帰ったのか」


昴は、自分の方が遅いとは思わず、すぐにそう尋ねた。

綾音は見ていたテレビのチャンネルをいくつか変え、つまらないのか電源を切る。


「うん……20時前の飛行機に乗ってね。お兄ちゃんこそ、どこにいたの?」

「仕事先を見に行ったり、それから……」


悠菜と公園へ向かい、『立原音楽大学』を見つめ、

結局、その流れで夕食まで一緒だった。

上着を脱ぎ部屋へ向かおうとすると、綾音が前に入ってくる。


「ねぇ、ずっと悠菜さんと一緒だったってこと」

「……あぁ……」

「あ、そう……そうか、そうなんだ」


綾音は嬉しそうに笑い、それならもう少し裕とゆっくりすればよかったと言い出した。

昴は、綾音が悠菜と一緒だったことにこだわり、

どこか浮かれたような言い方をすることに文句を言おうとしたが、

その前に、写真の横に置いたワインの瓶が目に入る。


「綾音……」

「はい」


昴は、上着から取り出した携帯をテーブルに置き、

代わりにワインの瓶を手に取ると、綾音にグラスを2つ取るように言った。

綾音は言われたとおりグラスを2つ取り、テーブルに置く。


「今日は、これを開けよう」

「お兄ちゃん……」

「お前が銅賞をとった。母さんもきっと喜んでいる」


昴はワインの栓を開け、グラスにゆっくりと注ぎいれた。

赤いワインの色がグラスとライトに光る。


「お前の歩みたい道を、歩めばいい」


昴から突然出た言葉に、ふいをつかれた綾音は驚き、

返事をすることもなく黙ってしまう。

昴は、目の前に立つ綾音に、グラスを差し出した。


「何困った顔をしているんだ。怒っているわけでも、呆れているわけでもない。
お前の頑張りを、認めようと思っているだけだ。
ほら……受け取らないと、乾杯にならないだろう」


綾音は差し出されたグラスを、右手で取ると、『本当にいいのか』と問いかけた。

昴は綾音の顔をしっかりと見つめ、一度頷いてみせる。


「お前は逃げることなく、しっかりと戦った。ピアニストにならなくても、
一生ピアノを愛していくと誓ってくれた。母さんも、それなら満足してくれるはずだ」

「……お兄ちゃんは? お兄ちゃんは、それで満足してくれるの?」


『満足』という言葉に、昴は一瞬返事をためらった。

あれほどこだわってきた『ピアニスト』という綾音の未来。

それを目指すことに、ここで本当に終止符を打つことになる。

しかし、ためらったのはほんの一瞬で、そこからじわじわと喜びの方が強くなる。


「私のために、頑張ってきてくれたのは、お兄ちゃんだから。
本当に祝福してくれているのか……」


昴は、悠菜の言葉を思い出し、綾音に向かって笑顔を見せた。

綾音も緊張した顔から、少しずつ口元をゆるめていく。


「よく頑張った。お前の出した結果に、満足しているよ」


綾音は、昴の言葉に、抱えてきた大きな荷物を下ろしたように、じわりと涙を浮かべ、

嬉しそうに『乾杯』の声を上げた。悠菜が昴に感謝し贈ったワインと同じワインは、

すれ違っていた兄妹の絆を、もう一度取り戻す。


「美味しい……」

「あぁ……」


昴は、栓の開いたワインの瓶を見つめ、

この時間を演出するように導いてくれた、悠菜のことを考えた。


「お兄ちゃん、メールみたいよ」


テーブルに置いた昴の携帯が揺れた。

昴は、明るく綾音を受け入れてくれと頼んだ悠菜が、

タイミングよく、心配してメールを寄こしたのかと思いながら、携帯を開く。




『昴 金曜日20時 いつもの部屋で』




メールは、悠菜からではなく、キャンセルして以来の利佳子からだった。

特に変わったことのない、今までと同じ契約メールだが、

しまいこんだ現実が一気に湧き上がり、昴の表情は固くなる。


「どうしたの? 何かトラブル?」

「いや、違うよ。心配するな」


昴は、携帯をつかんだままワインを一気に飲み干すと、一人になれる部屋へ入る。

金曜日まであと何日あるのかと、わかりきっていることなのに確認しようと、

カレンダーを見た。





慌しかった週末が明け、『salon』はまたいつもの通勤風景となる。

サラリーマンたちが、アイロンのかかったワイシャツに身を包み、

これからどう戦っていこうかと、頭をひねりながら玄関に入っていく。

受け付けの女性は、戦士たちを笑顔で出迎え、一日頑張れるようにと挨拶をする。

その波の中を昴も歩き、それから数分遅れで、悠菜も続いた。


「おはようございます、畑野さん」

「おはよう……」


昴にすぐ声をかけたのは、後輩の笠間だった。

部長の橋場が、出勤してすぐに上層部から呼び出され、

朝礼を昴に頼むと伝言したらしく、メモを渡される。


「朝礼を?」

「はい、橋場部長もなぜ呼ばれたのかはわからないみたいで、慌てていました。
とにかく、伝達事項だそうです」

「あぁ……わかった」


正式に部長代理のポストへついた昴は、橋場からのメモを確認すると時計を見た。

朝礼の時間まであと少しあるため、先に携帯を開く。

『沢木雅仁』の名前を呼び出し、素早くメールを済ませると、

集まりだした営業部員の前に立った。



その頃、本社ビルの5階では、ごく限られた社員だけが呼び出されていた。

その中に、橋場の姿もある。


「橋場君を呼んだのにはわけがあるんだ」

「はい……」


社長の弟で副社長を務める男と、橋場の前に営業部長であったが、

度重なる悪行のため、今は反省中の豊川、そして専務と呼ばれるポストにいる小池。

会社のトップの中に入る男たちの集まりに、なぜ自分が関わるのか状況がつかめず、

橋場はさかんに目を動かしてしまう。


「営業部に、住友悠菜さんという女性がいるだろう。彼女の働きぶりはどうだ」

「住友さん……ですか」

「あぁ……」


橋場は、悠菜の勤務態度は非常に真面目であり、

しかも、今回『トランプ』という大きな契約を取った、貴重な戦力だと分析した。

男たちは黙って頷いていたが、『トランプ』の名前に顔を見合わせる。


「『トランプ』かぁ……」

「はい。もちろん、住友さんだけでは対応しきれない部分もあると思いますので、
先輩である畑野君にもフォローを頼みました。
彼は以前『トランプ』との交渉をしていますし、実績もあります」

「その仕事から、住友さんを外すようにしてくれ」


豊川の発言に、橋場はなぜそう指示されるのかと、言い返した。

女性であっても、実績を作っているし、なにより失敗をしているわけでもないのに、

仕事を奪うわけにはいかないと抵抗する。


「失敗どころじゃすまなくなるんだよ、橋場さん」


豊川はそういうと、何もわかっていないんだなと、軽く笑って見せた。

橋場は、豊川の人をバカにしたような態度に軽く怒りを覚えながらも、

冷静に説明をしてほしいと専務の方を向く。


「実はね、住友さんというのは、『STW』の社長、渡瀬勇の娘なんだ」

「『STW』? あの、先日『リアロ』と提携を発表した」

「そうだ」


専務は橋場に、渡瀬が結婚前に愛した女性との間に、

生まれた娘が悠菜であることがわかり、それを渡瀬に確かめたところ、

『STW』の江口という秘書から正式な返事があったことを話した。

一緒に住んでいるわけでもないし、ほんの数ヶ月前まで互いに知らなかった事実とはいえ、

わかってしまった以上、ライバル会社と手を組んだ会社の社長の娘が、

『salon』営業部の中で、新商品情報を知りえる場所にいることは、

黙認できないと付け加える。


「本当に、その情報は間違いないのですか」

「あぁ……最初は電話でのタレコミだったからね、信用できないと思ったが、
調べたら本当だったんだ。いやぁ……驚いたよ」


豊川は得意げにそう語り、すぐにでも悠菜をやめさせるべきだが、

営業部内の動揺もあるだろうから、3月いっぱいを目処に考えていると言い始めた。


「3月……」

「秋の新商品が動き出す前に、消えてもらわないとね」

「いや、しかし、彼女は……」

「橋場さん、堂々と私はスパイですなんて言って、活動する社員はいませんよ。
でも、何かが起こったとき、彼女とは関係ないとかばいきれますか?」


豊川の言葉に、口を開きかけた橋場も、黙って閉じることしか出来なくなる。

『salon』がいくら大手とは言え、デザインなどは繊細な問題であり、

確かに外に漏れてしまっては、どうしようもない。


「最終的には、本人を呼んで納得させるつもりですが、
あ、そうそう、仕事を減らしていく作業は、あなたがやってください。
幸い女ですしね。男には叶わないんだと、思わせておけばいいじゃないですか。
子会社から来たから、もう少し実績を積めとかなんとか言って……
向こうが説明をしてくれるそうですから、自然とわかるでしょう」


豊川はそう語ると、彼女は鼻っ柱が強くて、このまま営業部におけば、

どこかで失敗したはずだと、勝手に悠菜を分析する。

橋場は、頑張っている部下をかばってやりたくても、そう出来ないもどかしさに、

ただ両手を握り締めた。





橋場の指示通り朝礼を終えた昴は、取引先のデータを確認する。

どこか浮かない顔で戻ってきた橋場に声をかけた。

橋場は、昴の声に驚くような顔を見せたが、すぐに冷静さを取り戻そうとしたのか、

意味なくデスクの上を片付けようとする。


「あ……あぁ、悪かったな」

「いえ、報告は済ませましたが、特に部員からも提案などはなかったので、
すぐに仕事に向かわせました。それでよろしかったでしょうか」

「うん……」


橋場は、昴の言葉を聞きながら、悠菜の席を見た。

席にはカバンもなく、行き先を書いたホワイトボードを見ると、

悠菜の場所には『トランプ』の名前が書いてある。


「住友さんは『トランプ』か」

「はい。朝礼後すぐに向かいました。『トランプ』のオーナーからも決まった以上、
早く動いて欲しいと頼まれているようで……」

「畑野君」

「はい」

「『トランプ』は……住友さんを外そう」


昴は橋場の提案に、思わず『なぜですか』と返してしまう。

橋場は、扱う物品数も多く、子会社から来てまだ日も浅い悠菜では、

荷が重過ぎると返事をした。

悠菜の頑張りを前向きに応援していた橋場の、180度態度を変えたような言葉に、

昴は納得が出来なくなる。


「部長、住友さんのフォローをして欲しいと、先日、おっしゃいませんでしたか。
私もそのつもりで、彼女には指示を出しましたが」

「あ……あぁ、そうなんだが、色々と考えて結論を出したんだ。
とにかく、畑野君が動くか、そうだな……」


橋場は営業部全体を見渡した後、パソコンに向かっていた笠間を呼んだ。

笠間はいきなり呼ばれたことに驚きながらも、昴の横に立つ。


「笠間君、畑野君から状況を聞いて、『トランプ』を担当するようにして欲しい」

「『トランプ』? いや、部長、あの……」

「『トランプ』は、他の会社とは規模が違う。住友さんはまだ子会社から来て日も浅い、
これは営業部の決定事項だ。相手の混乱を招かないように、素早く動いてくれ」


橋場はそう説明すると、さいたま支店に向かうため席を立った。

結局、悠菜と笠間の間に挟まれた昴は、思いもしない荷物を背負うことになった。





『トランプ』から戻ってきた悠菜を含め、昴は橋場から告げられたことを二人に話した。

笠間は、人の営業先を奪うようなことはしたくないと首を振り、

悠菜も、子会社から来たという理由だけで、下ろされるのは納得できないと言い返す。


「互いに、いきなりのことで慌てる気持ちはわかるけれど、
営業は個人行動に思えて、結局は会社の看板を全員で背負っているのだから、
決定事項にはしたがってもらわないと困ります」


昴はそう言い切ると、悠菜に『トランプ』の資料を全て出すようにと指示をした。

悠菜は、黙ったまま昴から視線を外す。


「住友さん、君が個人で背負うものではないと、今話しをしたよね。
会社の決定事項に逆らうのなら、組織の中にいることが出来なくなるぞ」

「畑野さん……」

「これから『トランプ』は笠間君がメインで担当する。それは部長からの決定事項だ。
それに逆らって何かトラブルが起きたら、君一人で背負えなくなる。
住友さんが担当をしようが、笠間が担当をしようが、取引先には『salon』の営業部員だ。
速やかに仕事の引継ぎを済ませてくれ」


昴の強気な発言に、悠菜はこれ以上抵抗しても無駄だと覚悟を決め、

『トランプ』の資料を全て取り出した。

笠間は、戸惑いながらもそれを受け取っていく。


「笠間、内容については後から説明する。君は今日、別の契約があるだろう」

「あ……はい」

「先に向かいなさい」


昴の言葉に、笠間は頭を下げると資料をしまい、営業部を出て行った。

昴は部屋の時計を確認し、悠菜に外に出ましょうと声をかける。

悠菜は不満そうな表情を浮かべ、昴の指示に従った。

いつもなら横に並び、明るい笑顔を見せるのだが、今の悠菜にその余裕はなく、

昴の少し後ろを歩きながら、ただついていく。

本社ビルを出て、右に曲がり、社員たちがよく入る店を通り過ぎても、

昴はまだ歩き続ける。

黙っていた悠菜も、さすがにどこまで行くのかわからず、

『どこまで行くのですか』と声をかけた。


「決めていないんだ」


悠菜は昴の返事に、どういう意味なのかと問い返した。

昴は歩みを止めると、悠菜の方へ振り返る。


「住友さんを納得させる言い訳を考えようとしているけれど、それがまとまらない。
まとまらないのに向かいあうわけにはいかなくて、それでずっと歩いている」


昴はそういうと、悠菜に向かって頭を下げた。悠菜は財布を握り締めたまま下を向く。


「君がこの決定に納得がいかないのは当然だと思う。僕にもなぜこうなったのか、
正直わからないところもある。でも、上から引き継げと言われた笠間にしてみたら、
君がごねていることで、さらに気持ちが複雑になるだろう。
上司からの決定に逆らうわけにはいかない。
それならばせめてあいつが気持ちよく仕事が出来るように、
君には表面上だけでも、納得した顔をしてほしいんだ」


立ち止まった二人の横を、数台の車が通り過ぎる。

昴は、口を固く結んだままの悠菜を見つめた。

しばらく下を向いたままだった悠菜が顔を上げ、大きく息を吐いた。

昴が黙ったまま見ていると、携帯を取り出し、何やら調べ始める。


「ここからなら5分、かからないみたいです」

「5分?」

「この間、美味しい中華料理のお店があると、隣の前川さんから聞いたんです。
いつもは遠いし高いから行くことはないですけれど、これから行こうと思います。
畑野さん、付き合っていただけますよね」


悠菜はそういうと黙ったままの昴を追い抜き、どんどん前へ進みだした。

昴はその後ろをしっかりとついて行く。


「私が子会社から来たから、はじめから本社勤務をしている人にしてみたら、
気に入らないのでしょう。いや、女だからなのかもしれません、
本当は頭にきて、橋場部長に文句を言い続けたいところですけれど、
でも、それでは畑野さんの言うとおり、笠間さんが困ってしまうだろうし、
……出来なくなります」


昴は、『……出来なくなる』の前の言葉が聞き取れず、前を歩く悠菜に、

なんと言ったのかと尋ねた。

悠菜は歩く速度を少し抑え、昴と並ぶようになる。


「『楽しく』です。仕事は『楽しく』やらないとならないですから」


悠菜はそういうと、悔しさを隠すような笑顔を作ってみせる。

昴は、悠菜の精一杯の強がりに気付き、自分が昼食をおごりますと提案した。





電車が通り過ぎ、サラリーマンが一人店の中に入る。

昴もそれから数秒後、同じように扉を開けた。

『いらっしゃいませ』の声が聞こえ、カウンターを見ると、

オーナーの朋之と目が合い、軽く頭を下げる。

そして、昴が店に呼び出した雅仁も、軽く手をあげた。


「いつもの……」

「あぁ……」


『FLOW』は、今日も客が入っている。

条件は決していい店ではないのだが、それが逆に自分だけの空間を演出するのか、

常連客も多い。昴は雅仁の横に座り、横にバッグを置いた。

雅仁は、昴から何か話し始めるだろうと思いしばらく黙っていたが、

時計の針だけが進む状況に、口火を切る。


「どうしたんだよ、お前からメールで呼び出しがかかるなんて、ちょっと身構えるぞ」


雅仁はそういうと左肘をカウンターにつき、昴の顔を覗き込んだ。

昴が『FLOW』に所属してから数年間、呼び出すことはあっても、

呼び出されたことはない。


「身構えてくれて正解だ」

「は?」

「……『FLOW』を辞めたい」


昴の言葉に、雅仁と朋之はそれぞれ昴の表情を確認した。

雅仁は軽く頷きながら、何があったのかと聞き返す。


「何かがあったわけではないんだ、もう、二つの顔を持つ意味がなくなった」

「妹さん、まだ大学生だろ」

「あぁ……でも、あいつは自分の道を見つけた。
『ピアニスト』を目指すこともなくなって、
残りの学生生活だけなら、コンクールでの奨励金と蓄えで賄える」


朋之も雅仁も、昴が『FLOW』に身を置く意味を知っていた。

雅仁はこちらから契約を解除することになると、

契約者にそれなりの金額を払うことになるけれどそれでもいいのかと、話を続ける。


「それもわかっている。それでも……」


今まで当たり前のように受け取っていた利佳子からのメールを見たとき、

昴は自分の中で違和感を感じたと、そう言った。

『契約』という関係の中で、時を過ごすことの罪悪感に、

耐えられなくなったと付け加える。

朋之は、昴の酒を軽くマドラーで混ぜると、コースターの上に置いた。


「昴も、人を愛したってことか……」


朋之の言葉に、昴は『違う』と言おうとしたが、

その言葉は出ることなく、ノドを通る酒と一緒に、心の奥へ落ちていった。





『Flow』
時は誰にも、流れ続ける……
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コメント

非公開コメント

勝負あり^^

昴と綾音の勝負は綾音の勝ちだね^^

しかし、会社での悠菜の立場が危うくなりました
このまま、豊川の思い通りになっていくのかな~
悔しいわーー;

「昴も、人を愛したってことか・・・」

朋之、鋭い!

yokanさん、こんばんは

>昴と綾音の勝負は綾音の勝ちだね^^

あはは……そうですね。
昴は、悠菜の言葉に、負けを決意しました。
いい意味で、『こだわる』必要がなくなってきたと言った方がいいのかな。

さて、昴の気持ちは、順調に歩いて行くのか
続きもおつきあいくださいね。