君を待つ夜

         君を待つ夜



知佳との出会いは、そう、2年前のこんな寒い夜で、美容師として働く僕の店に、

客として訪れた。その日は昼から冷たい雨が降り、予約していた客がキャンセルになったため、

時間の空いた僕が、彼女の担当になり椅子に座らせた。


「今日は、どのようになさいますか?」


美容師としては当たり前の質問を、彼女にぶつける。

鼻の頭が赤くなっているのは、外が相当寒いからなのだと、僕はそう思っていた。


「……切ってください」

「カットですね、どれくらいの長さにすればよろしいでしょうか」


自分の道具が入っているワゴンを手前に引き、ストレートな黒髪を手の上に乗せた。

その髪は艶やかにライトに光り、僕の指にしっとりとなじむ。

少しずつ顧客も増え、名前の売れ始めた女優を担当するようにもなったが、

これほどの髪には出会ったことがないと思えるほど、見事な黒髪だった。


「思い切り、今の髪型がわからないくらい、バッサリと切ってください」

「バッサリって10とか15とか……、具体的にはどれくらい切ったら……」

「どうだっていいです。とにかく早く!」

「いや……早くって言われても」


知佳はその瞬間、ワゴンの中にあった僕のはさみを取り、

いきなり左側の髪の毛を耳の下あたりから、本当にバッサリと切った。

そして、そのままはさみを戻し、顔を覆ったまま泣き始める。


「ちょっと……何するんですか」


店内に知佳の泣き声が響き、奥にいた店長が真っ青な顔で飛び出してきた。

何の罪もない僕の足下に、彼女が切った髪の毛が束になって落ちている。


「申し訳ございません。葉山がとんでもないことを!」


店長はそう言いながら、左肘で僕を突き飛ばした。少し後ろを振り返ると、

客という客が、信じられないという表情で、こちらを睨んでいる。



『僕じゃない!』



腰に手を置きそう叫ぼうとしたが、声が出なかった。





それから1週間後、知佳は店に訪れ、僕に謝罪をした。

あの時は興奮していて、あまりよく思い出せないのだと何度も何度も頭を下げる。

僕は彼女の顔を見たとたん、指に乗せたあの黒髪を思い出し、

とんでもなく怒っていたはずなのに、気がつくと自分から食事に誘っていた。


「へぇ……銀青堂にお勤めなんですか」

「はい、なんの取り柄もないOLです」


初めは緊張していた彼女も、少しお酒が入りだんだんと語り出した。

付き合っていた男に二股をかけられていたことに、1年も気づかずにいたこと。

その人が平然と別の女性と結婚すると言って、電話をかけてきたこと。

彼が好きだと言った長い髪を、どうしても切ってしまいたかったこと。


関係ない話をされているのに、何かを聞くたびに、僕の心は高揚していた。

今、彼女はフリーで、付き合っている人はいないのだと気づき、顔がほころんでいく。


「もう28になろうかっていうのに、私って子供ですよね」

「28?」


そう驚いた声を出して、僕は気まずい顔をした。

女性の年を聞いて驚くなんて、きっと彼女は嫌な気持ちになっただろう。


「葉山さんはおいくつなんですか?」

「……僕は、今年26です」


その瞬間、知佳の顔が少し曇った……。いや、少なくとも僕はそう思った。

年下の男と時間を過ごすのは無駄だと、そう語っているように見える。


食事を終え店を出ると、知佳はもう一度美容室でのことをわび、頭を下げ駅の方へ歩き出す。

このまま僕たちが会わなくなっても、なんの不思議もなかったが、

無意識に彼女の腕をつかみ、僕は次の約束を知佳に取り付けていた。





それから……季節は過ぎ、夏の風が街に吹き始める。





「ごめん知佳、また遅刻だ」


知佳はいつもの待ち合わせの場所で、本を読みながら立っていた。

走ってきて汗をかいた僕の顔に気づき、ハンカチを差し出し笑っている。


「もう、何度も言ってるでしょ? 私は好きで待ってるの。慌てて走ったりしないで。
陵は美容師だもの。お客様がいなくなるまで帰れないことくらい、ちゃんと理解しているのに。
遅れたことを一度でも怒ったことあった?」

「でも……」

「あ!」


知佳は僕の頭を指さし、クスクスと笑い始めた。視線の先に指をやると、

取り忘れたピンが1本、僕の頭に刺さっていた。

こんなものをつけたまま走ってきたのかと思いながら、僕は慌ててピンを取り、

知佳の前髪にわざとつけてやる。


「いや、もうやめて。おでこ出したくないの知ってるでしょ」

「知ってるよ……」


嫌がる知佳をいじめたくなるのは、僕が年下だからだろうか。

いつも助けてくれるのは彼女だからか、時々どうしても自分が支配したくなる。





「陵……ちょっと待って……」

「ダメ……」


背中に触れる知佳の指に力が入るのを感じながら、僕は知佳が何も考えられなくなるくらい、

がむしゃらに愛そうとする。反った首筋に唇を這わせ、彼女の声を感じとり、

そのまま耳たぶを軽く噛む。知佳の呼吸がだんだん短くなり、彼女の本能が僕にしがみつく。

僕にしかわからない、彼女の想いを受け取る瞬間、僕もその答えを返す。


「もう、この時間はいつも陵が嫌いになる」

「ごめん……」


知佳を背中から抱きしめ、僕の鼻と唇は彼女の髪にずっと触れ続ける。

少し汗ばんだ髪は、うなじに張り付き、もう一度……と僕を誘う。

足に触れ、さらに体を寄せ、体温と鼓動を知佳に押しつけ、サインを送る。

すぐにとは言わないけど、まだ終わりにしたくない。


「……2つの年齢差を感じちゃうなぁ……私」

「なんだよ、それ」

「28にならないと、陵にはわからないの!」


その言葉に、瞬間、腹立たしさを感じた。そう、僕はいつも知佳の後ろを追いかけ、

彼女の待つ場所へたどり着くことは出来ない。君を待たせても、僕はいつも遅れてしまう。

そんなどうしようもないジレンマから、僕は乱暴に知佳をベッドに押さえつけた。

知佳は僕の下になり、身動きがとれない状況で、こっちを見る。


「年上ぶるなよ……たった2つだろ」

「……陵」


知佳は一瞬驚いた顔をしたが、僕の少し下がった目尻をつかまえて、下へとのばし始めた。

パンダみたいなどと言いながら、クスクス笑い出す。また僕は、結局、君に負けた。





僕らの交際はそれから順調に続き、相変わらず時間に間に合わないことの多い僕を、

知佳が笑いながら待っていた。28になった知佳は29になり、僕は遅れて27になった。



『日本美容師学校 美容技術コンクール』



若手の美容師達が技術を競うコンテストに、この店を代表で僕が出ることになり、

近頃は仕事を終えた後、先輩と練習する日々が続いていた。

元から僕を指名してくれていた人、コンテストのことを聞きつけた客の指名が増え、

忙しさは昨年と比べものにならないくらいになっている。


店がつけてくれるランクが上がれば、それだけ給料も増えるし、指名が増えれば、

そのぶんの収入も増える。いつも僕の先を行く知佳に認められたくて、

この2ヶ月間はとにかく仕事のことばかり考えていた。

元々OLの知佳は土日に体が空くが、僕はその土日が忙しく、

近頃は連絡しか取れない日々が続いている。


「葉山さん、ちょっといいですか?」

「何?」


店に入ってきた2年目の美容師に呼び止められ、僕は路地に引っ張られた。

彼女は店にいる時の印象と違い、女性らしい配色のファー付きのコートを着て、

どこか上目遣いで僕を見る。


「葉山さん、私とおつきあいしていただけませんか?」

「ん?」


僕は慌てて付き合っている女性がいることを話し、彼女の申し出を断った。

彼女は僕のファンで店に入り、この何ヶ月間か、女性の影が見えなかったので、

これはチャンスだと思い、今日呼び出したのだと言う。


何を好き勝手なことを言ってるんだと思ったが、よく自分の行動を思い返してみれば、

それは大げさとは言えなかった。


昇級したい、もっと上に立ちたい、知佳を守りたいという僕の気持ちは、

いつのまにかそっちの方角だけを向いていて、知佳自身を置き忘れているような

そんな日々だった。仕事を終え急いで部屋へ戻り、すぐに彼女へ電話をする。


「はい……」

「もしもし、陵だけど。知佳、話があるんだ」

「……」


電話を持ち、カップにお湯を注ぎ、インスタントのスープを作る。


「今日でやっと、コンクールの練習が終わった。
来週本番だけど、それが終わればまた時間が出来るからさ……」


スプーンでスープをかき回し、鼻に向かってくる匂いをかいでいると、

受話器の向こうからすすり泣くような声が聞こえた。


「知佳……どうした? 何かあったの?」

「ううん……」


否定をしたものの、知佳は明らかに泣いていて、僕の気持ちはすぐに動揺する。


「知佳……、何かあったんだろ。言えよ」


知佳の涙は僕を最上級に焦らせた。普段、知佳はめったに泣かない。

一緒に見た映画に感動して泣いたことはあったが、僕がたとえ1時間遅れようと、

嫌だという彼女を思うままに抱きしめても、こんな泣き方をしたことなどない。


「ごめん、陵。私きっと、この電話でさよならって言われるとそう思ってたの」

「さよなら? 何だよそれ」


かき混ぜていたスプーンを置き、少しじっくり話そうと椅子に座った。

知佳と別れようなんて、夢の中でも思ったことはない。

むしろ、もっと側にいたくて、君を抱きしめる夢ばかり見ていた気がするのに。


「電話しようと思ったんだけど、コンクールだって言っていたし、
一度お店をのぞいたんだけど、陵、真剣だったから」

「なんだよ、声かけてくれたらよかったのに……」

「ごめんね……なんだか、少しずつ少しずつ、いろんなことに自信がなくなるのよ。
いつか陵が飛び立ってしまいそうな気になって……」


知佳の言葉はそこまでだった。おそらく受話器の向こうで、

こぼれていく涙を必死でぬぐっている姿が、想像できる。

僕が年下で悔しい思いをしていたように、知佳は年上の辛い気持ちを持っていた。

29にもなると、周りは結婚した人が増えて、子供を持つ友達もいるだろう。

そんな中で、年下の男と付き合うことは、勇気のいることだったに違いない。


年上だからこそ、すねることも出来ずに、知佳はじっと僕からの電話を待っていたのかと思うと、

申し訳なさでいっぱいになった。


「知佳が好きだ。だから、コンクールで賞を取りたかったし、君に認めてほしかった」

「認めてるわよ、陵のこと」

「ごめん、僕もこだわっていたんだ。君より年下で、いつも君に先に行かれることを……」

「陵……、そんなことないのに」


知佳の声が少しだけ明るく変わる。僕らは同じような想いを、隠していただけだった。

知佳は僕を愛していて、僕は知佳をもっと愛しているのだと、もう一度確認し合う。


「よし、明日8時にいつもの場所で」

「エ……仕事は?」

「大丈夫だ、明日こそ遅刻しない!」

「だからいいんだってば……もう!」


いつもの知佳の笑い声が、僕の耳に届き、大きく息を吸い込むと、

知佳の匂いまで届きそうな気がした。





朝から店長に話をして、夕方7時に店を出る。いつもの場所へたどり着くと、

まだ知佳はいなかった。初めて先に到着したことに、なぜか笑ってしまう。

彼女はいつも10分前に到着し、僕を待っている。携帯で時間を確認すると、

7時半の少し手前だった。冷たくなる指先に息を吹きかけ、

両手を動かしながら地下鉄の階段を見る。

直線距離で100メートルほどのあの場所から、知佳は出てくるはずだ。


僕を見つけて走るだろうか……

それとも気づかずに歩いてきて、ちょっと手前で驚き、目を丸くするのだろうか……


そんな想像をしながら、ビルの間を吹き抜ける風に、僕は首をすくめた。


僕より大人の知佳。

いつも僕より先を行ってしまう。


でも、今日は僕が 『君を待つ……』





時刻はぴったり10分前で、階段を上がってきた知佳が僕に気づき、慌てて走り出した。

君がいつも言うように、確かに待っているのは楽しかった。

想像していた通りに君が動き出し、こっちへ向かってくるのを見ながら、

楽しい時間が終わってしまうのだから、走らないでくれと考える。

知佳はこっちばかりを向いていて、前に立っていたサラリーマンにぶつかった。

すぐに謝って、また走り出す。


そんなに走ると息が上がるよ、あと5日後には30歳なんだからさ。

そんなことを言ったら怒るだろうと思いながら、僕は近づく知佳を見る。

信号が赤なのに飛び出そうとする知佳は、そう、結構おっちょこちょいだ。

一度ヒールのかかとを溝の穴にはめて、動けなくなったこともあった。

食事をしている時によく見たら、左右が別のピアスをつけていたこともあった。

そんなことが、あれこれ思い出されて、僕はますます楽しくなる。


ここへついたらまず落ち着かせよう。息が切れて答えが聞こえなかったら大変だ。

お店は10時までやっていますと、店員さんはそう言ってくれた。

だから、ゆっくりでも大丈夫。





『結婚しよう……』





君の答えはわかっているけど、でも、ちゃんと聞いておきたい。

そう、今日は僕にとって、一生に一度きりの 『君を待つ夜』 だから。







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コメント

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No title

こんにちは!!e-454

愛があれば年の差なんてと言うけれど…
男はいいのに女が年下と付き合ったり結婚したりすると
白い目でもないけど、そんな感じで見られる。

当人同士も気にはしていないつもりでも
そこにジレンマが生じることもあり・・・・・・

この2人は気にしまくりのようだけど。

2歳差ってなんか微妙ですね
離れていないようで、でも差をかんじる。

陵くんがいい奴でよかった。
気になることは、これからもちゃんと話し合って解決しなくちゃね。
結婚するなら、尚更に。
これが結構できなかったりする・・・

ゆったりとして和みました。

ありがとうございました。

* * * * *

こっちは、天気予報雪です。
寒いです。雪かきの季節が近付いってきました。(T_T)ハァ…
今、見たら暗くて雨の音もしてないのに
地面が濡れてるから、もう雪降ったのかもね。

寒くなってきたので(いやなものも流行ってるし、いつものも流行る季節だし)
腰の調子も良くないとのこと
お体ご自愛ください。

     では、また・・・e-463

知佳の気持ち

ももんたさん、こんにちは。

知佳の気持ち、すっごく分かります。
わが家もダーが3才下なので。遠い昔を思い出しました。
知佳の電話したいけどできない、会いたいけど会いにいけない気持ちを、陵がちゃんと分かってくれてよかった。女性は30歳を前にすると、すごく気持ちが揺れるもの。結婚すると年上とか、年下とか気にならなくなるから、陵君、知佳をちゃんと捕まえて、幸せにしてあげてね。

今日はとっても寒いんだけど、このお話で暖かくなりました。ももんたさん、ありがとう。

冬が来ましたね

mamanさん、こんばんは!

>2歳差ってなんか微妙ですね
 離れていないようで、でも差をかんじる。

そうそう、私もね、2つって言うのは、
結構微妙だと思っています。
もっと離れちゃうと割り切れちゃうけど、
追いつけそうで、追いつけない感覚
そんなものかな……なんて。

>こっちは、天気予報雪です。
 寒いです。雪かきの季節が近付いってきました。(T_T)ハァ…

そちらの冬は半端なものじゃないですよね。
ママ友さんも、冬は実家に戻らない! と言ってました。
腰は少しずつ前進しています。
心配ありがとう!
mamanさんも、雪かきで痛めないようにね。

30才の壁

apjuriさん、こんばんは!

>知佳の気持ち、すっごく分かります。
 わが家もダーが3才下なので。遠い昔を思い出しました。

うふふ……3つですか。
いいなぁ(って、何が?・笑)

>女性は30歳を前にすると、すごく気持ちが揺れるもの。

まだ、結婚していなかった友達が、30才を越えた時、気持ちが焦ったと言っていたことがあります。
TVや雑誌の影響でしょうかね、世の中がそう見るようになったりするし。

暖かくなってもらえたら、こちらも嬉しいです。
また、遊びに来て下さいね。

インパクト!

yokanさん、こんばんは!

>私、「君を待つ夜」を読んでますよね^^;ところどころ覚えてるの~。

読んでくれているはずですよ。だってCSに載せた作品だから。
ところどころ覚えていてくれただなんて、とても嬉しい!


>黒髪をバザッと自分で切っちゃった場面はすっごく覚えてる、あの場面は強烈だったんだろうね。

そうそう、出会いのインパクトが強かったので、そこはレスで感想をたくさんもらったところです。

上手いなぁ~

心が温まる素敵なお話、ありがとうございました!
このお話…前にCSで読んだのかな?


年上の女性の心細い気持…本当にうまく描かれてるなぁって
初読の時、感じだけど、
今回は、年下君も、こんな風に追いつきたいって感じてリンだなぁ~って
改めて感じました^^

蓮君の想いと重なってるから、気づけたのかしら~^m^?

それと…
短編って設定とかの説明で、なかなかコンパクトにまとめるのって
難しいと思うんだけど
このお話は、、、構成が上手くって
二人の出会いと、その後の二人の想いにポイントが絞られてて…よくまとまっていて
さすがももちゃん!~って思いました。

また、次なる短編も楽しみにしていますね~☆

2つの差

eikoちゃん、こんばんは!

>年上の女性の心細い気持…本当にうまく描かれてるなぁって
 初読の時、感じだけど、
 今回は、年下君も、こんな風に追いつきたいって感じて
 リンだなぁ~って改めて感じました^^

ありがとう!
2つの差が、どんなものなのか、実際に体験しているわけではないけれど、
微妙な心情が出せていたら、嬉しいです。


>短編って設定とかの説明で、
 なかなかコンパクトにまとめるのって
 難しいと思うんだけど

うん、そうかも。
ついつい、入れたいことが増えていって、知らないうちに長編になっちゃうのかもしれないわ(笑)

短編もまた書きたいので、FMのお題で頑張ります!

懐かしい~

CSで読みましたね、この作品は♪
その時のコラージュも私、覚えてます~!

陵くん、いい男だ~(〃▽〃)
これからは二人で並んで歩けますね♪

ふふ、次行ってみよう!

記憶にありましたか?

れいもんさん、さらにこちらまでありがとう!

>CSで読みましたね、この作品は♪
 その時のコラージュも私、覚えてます~!

はい、昨年の今頃、出した作品でした。
人生で『初』と言えるくらいの画像加工(笑)
切って貼っただけという、小学生並のものでした。

陵のモデルが、『君に奏でる愛の詩』の蓮に
つながっています。
ちょっと子供っぽいところもあり、
でも、妙に優しかったりね。