クラクションを鳴らし、止まった車から出てきたのはナオ先生で、
私達が待っているバス停の屋根の下に、すばやくかけてくる。
「もしかしたら、そうかなと思ったんです。今、帰りですか?」
「はい……ナオ先生、どうしたんですか?」
「今日はちょっと、他の保育園の先生方と、実習がありまして」
「あ、ナオ先生だ!」
少し眠たそうに下を向いていたあゆみは、思いがけないナオ先生の登場に、
嬉しそうに抱きついた。ナオ先生は、あゆみの傘を開きそれを持たせると、
私とあゆみの間に置いた荷物を手に取り、進もうとする。
「行きましょう、僕が車で送りますから」
「いえ……そんなこと、もうすぐバスが来ますから」
「南町で事故があったんですよ、相当ダイヤが乱れていると思いますから、
ここまであと、何分かかるか……。いいですから行きましょう」
「やったぁ!」
「あ、あゆみ……」
屋根の下に出ようとしたナオ先生を、私はすぐに傘を開き右側に入れた。
ナオ先生は、左手に持っていた荷物を右手に持ちかえ、私は空いている左側に立つ。
「傘、僕が持ちます」
ナオ先生の車までは、ほんの10メートルくらいだった。
歩数にしてみても、たいした数ではない。
それでも、こんなふうに並んで歩けることが、私はとても嬉しくて、
もう少し距離があったらよかったのに……とさえ、思ってしまう。
「あゆみ、傘を貸して」
ナオ先生が傘を持ってくれたので、私は先を進んだあゆみから傘を受け取り、
そのまま二人で車の後部座席へ乗り込んだ。
ナオ先生は助手席に荷物と閉じた傘を置き、ゆっくりと車を走らせる。
事故の影響なのか、そこからも大通りは混雑を見せた。
抜け出すのに10分くらいかかったが、そこからは道を知っているナオ先生が、
渋滞を避けてくれたおかげで、私たちは20分程度で平山団地に到着する。
車内の暖房と、心地よい揺れに、私の隣に座っていたあゆみは、
首を扉の方へ倒し、眠っていた。
「あゆみ、あゆみ、着いたよ、起きなさい」
あゆみはなんとか目を開けて車の外に出たが、ねぼけていたのかふらついてしまう。
それでも、私はその体を自分の片手で抑えながら、
なんとか荷物を前から出そうとした時、ナオ先生があゆみを背負い、
そのまま階段を上がりだした。
「208ですよね」
「はい……すみません」
私は助手席から荷物を取り出し、ナオ先生の後を追った。
あゆみは嬉しかったのか、ナオ先生の背中で笑っている。
「あ、あゆみちゃん、起きてるんだな、それならここから歩いてもらおうかな」
「あ……ダメ、ダメ!」
あゆみは首を振ると、ナオ先生にしっかりとつかまり、甘えている。
私は玄関に先回りし、すぐに電気をつけ、荷物を中に入れた。
「ありがとうございました、ナオ先生……あの……」
「これで失礼します」
「あの、お茶でも」
「いえ、お気持ちだけで結構です。もう遅いですし、今は……」
ナオ先生は、何かを言いかけて言葉を止めた。
確かに、この時間、この部屋でお茶を飲むのは問題があるかもしれない。
まだ、美夏さんの店の寮にいた時も、荷物を持ってきてくれたナオ先生に、
同じように断られたことを思い出した。
私はもう一度頭を下げ、階段の踊り場から、車が曲がり角に消えるまで見送った。
そして、卒園式の前日。
卒園式に来ることが出来ないトコ先生が、保育園に姿を見せてくれた。
トコ先生は5ヶ月の妊婦さんになっていた。
「やっと安定期に入ったので、色々と外出できるようになったんですよ。
秀太朗さんがもう、本や雑誌を買い込んで、うるさくって。
でもね、私発見したんです。男の人って、わがままですね。
自分が本を買ってきたくせに、熱心に読んでいると取り上げるんです」
「エ……あの、加藤選手が? やだぁ、子供みたいじゃないの」
「でしょ? 産まれてから大丈夫なのかなって、心配になるんですけど」
「今から赤ちゃんに焼きもち焼いているんじゃ、トコ先生も大変だ」
トコ先生の何気ない言葉に、私はあゆみが出来た時のことを思い出した。
初めての子供が産まれることが嬉しくて、私も雑誌や本を買い込み、
毎日読みふけっていた。食事をする時も、赤ちゃんに関する話題ばかりを集め、
誠一さんに語った気がする。
『なんだ……そうか。ちょっと早いな』
あの一言が、私を不安にさせ、なんとか認めてもらおう、
一緒に喜んで欲しいと、ただそれだけに必死だった。
「まぁ、子供が2人みたいなものです。そういうところは保育士だったからか、
結構おおらかなんですよ、私。どうせ、秀太朗さんは遠征、遠征で、
役に立ちそうもないですし……今も、適当に実家へ帰ってるんです」
トコ先生はそう言うと、また楽しそうに笑い、
美夏さんは、結局頼るのは実家だよねと、話を合わせている。
私は、今のトコ先生のように、誠一さんの気持ちにもっと近付き、
理解しようとしただろうか。
あのときのことを、今、冷静に振り返ると、なぜかそんな思いが頭をよぎる。
「川村さん、色々とお世話になりました」
「エ……あ、いえ、こちらこそお世話になりました」
「久しぶりに会ったら、あゆみちゃん背が高くなっていて、びっくりしました」
「あ、はい。身長はここのところ急に伸びて……」
私がトコ先生と話していると、美夏さんの携帯が鳴り出し、
話の邪魔になるからと、少し離れたところへ動いた。
「トコ先生」
「はい……」
「先生に教えてもらって、ナオ先生の病院へお見舞いに行けたこと、
感謝しています。手紙を書こうと思っても、全く書けなくて。
それでも、報告だけはしたいと気になっていたので」
「あぁ……はい」
お見舞いが禁止だと言われていたのに、
手がかかる私にだけはその場所を教えてくれたのが、トコ先生だった。
今思うと、ナオ先生のお相手だと勘違いしたことも、おかしく思えてくる。
「ナオ先生も、明日でやっと卒業です」
「エ……、ナオ先生、保育園を辞められるんですか?」
「ん? いえいえ、そうじゃないんですけど、色々と……」
トコ先生はそう言うとクスクスと笑い、また、別のお母さん方と、話し始めた。
『ナオ先生も、明日でやっと卒業です』
保育園を辞めるわけではないのなら、ナオ先生は何を卒業するのだろう。
その言葉の意味がわからないまま、あゆみの『卒園式』がやってきた。
園長先生のところに、一人ずつが上がり、順番に証書を受け取っていく。
謙君の名前が呼ばれると、隣に座っていた美夏さんが、
ハンカチで目頭を押さえた。
「川村あゆみさん」
「はい」
あゆみは背筋を伸ばし、しっかりと階段を進んでいく。
その姿を見ているだけで、私の目にも涙が浮かぶ。
突然飛び込んだ私達を受け入れてくれたのは、この『たんぽぽ保育園』だった。
どうしたらいいのかわからない未熟な母親を、先生方がずっと応援し続けてくれた。
その中でも、一番お世話になったのはナオ先生。
今頃、ホールの裏で、忙しく動いているだろう。
私は、誇らしげに証書を受け取るあゆみに、精一杯の拍手をした。
部屋へ戻り、みんなで記念撮影をし、『ありがとう』の歌を歌い、
あゆみの卒園式は終了した。
美夏さんと一緒に、ナオ先生の怪我で急遽担任となったリナ先生にお礼をし、
ナオ先生を捜すと、玄関の横で自転車を整理している姿が見えた。
あゆみと謙君はすぐにナオ先生を呼び止め、美夏さんと私と母も一緒に頭を下げる。
「ナオ先生、ありがとうございました」
「……いえ、謙君、あゆみちゃん、卒園おめでとう!」
あゆみは、ナオ先生と写真を撮りたいとせがみ、
私は二人の姿を自分のカメラに収めた。
ナオ先生は、美夏さんの隣に立っている謙君も、一緒に入ろうと引っ張っていく。
「こら、謙! 最後くらいビシッとしろってば!」
美夏さんのいつものような声が飛び、
謙君は照れくさそうにしながら、一緒の写真に収まった。
すると、同じようにナオ先生を捜していた堀田さん達が姿を見せ、
大きな輪の中に、取り込んでしまう。
「あ……もう。あの人達、こっちがまだ話をしたいと思っているのに!」
「しかたないわよ、みんなナオ先生にはお世話になったと思っているんだもの」
職員室の前に飾られた時計を見ると、式は予定よりも30分以上遅れて終了した。
そこから挨拶などがあり、外は昼の時間をずいぶん過ぎている。
もう一度、しっかりとお礼を言いたかった。
感謝の言葉は、『ありがとう』だけでは伝えきれないくらい持っている。
「藍、そろそろ行かないと」
「うん……」
「エ! 藍さん、もう行っちゃうの?
だって、まだたいした話もしてないじゃないの」
実は、あゆみが卒園することを知った兄夫婦が、いつも行けないようなお店を予約し、
『卒園祝い』として、私達を招待してくれることになっていた。
店で待ちあわせをする時間が迫り、母は義姉のことを気にして、
すぐに行こうと私の肩を叩く。
私は、美夏さんに事情を説明し、また、あらためて会おうと約束した。
寂しい気持ちもあるが、
もしかしたら、このまま慌ただしく園を出て行った方がいいのかもしれない……。
以前、病院でリハビリを終えて疲れているナオ先生に、
30分も話し込んでしまったことや、あゆみを引き取りに来ただけなのに、
就職が決まらないと愚痴ったことを思い出す。
また私は……あの笑顔を期待してしまう。
『大丈夫です』の一言が欲しくて、また余計なことを話してしまう。
決して語らないと誓った、心の奥まで……。
ナオ先生を呼んでくると言った美夏さんに、それを断り、
私達はそのまま保育園を出た。
母と手をつなぐあゆみの後ろを歩き、門を出た時にもう一度振り返る。
賑わう園舎に向かって、私は深々と礼をした。
駅に着き華やかな街に向かう。
いくつかの私鉄が交差する駅では、乗り換えの客達が、右に左に歩いていた。
私は路線図を確認し、目的地までの切符を買う。
その時、雑踏の中に、懐かしい名前が響いた。
その声の方へ視線を向けると、数メートル先の柱に寄りかかっていたのは
誠一さんだった。私に気付くことはなく、視線は別の方を向いている。
『矢部金属』が『MINOWA』と合併になり、
研究施設は全て福岡に統一されたはずだ。
彼はそこへ行ったと思っていたが、
今、ここにいるのは、どういうことなのだろう。
そう言えば以前会った後輩は、合併することで制約が厳しくなり、
退社する人も多いと言っていた。
「藍、何してるの。電車が来るじゃない」
「あ……ごめん、行こう」
私は、母に切符を渡し、誠一さんが立っていた柱をもう一度見る。
でも、彼はもう、そこにはいなかった。
私の耳に、確かに聞こえた彼を呼ぶ声。
その声に応え、私の前から消えた彼。
もう……、私たちは、本当に他人なのだと、そう思えた。
兄夫婦を交えた食事会では、あゆみは普段食べたことのない料理に、
驚きの目を向けながらも、嬉しそうだった。
ここまで心配かけた母も安心した表情を見せ、幸せを迎える兄たちも、
穏やかな笑顔で話してくれる。
今頃、美香さんの家でも、謙君の卒園を祝って、過ごしているのだろうか。
そして、子供たちを送り出したナオ先生は、何をしているのだろう……。
『もうすぐですよ。自分の時間が持てる日が来るのは』
自由になることを望んでいたはずなのに……。
こんな気持ちを、私は待っていたのだろうか……。
「ママ、おいしかったね、カニ」
「うん……」
机の上には、真新しいランドセルが置かれ、あゆみは卒園証書の入った筒を、
その横へ置き、さっさとテレビを見始めた。
あれだけ過ごした保育園の日々も、あゆみにとっては、
もう、終わったことなのかもしれない。
「あゆみ……、明日から保育園がないから寂しいね」
「ん? 明日から、茉莉ちゃんとたくさん遊ぼうねって約束してるよ」
「……そう」
団地に越してきてから友達になった茉莉ちゃんは、
隣町の幼稚園に通っていた女の子だ。すでに前へ向いたあゆみの目を見ながら、
自分の心にもピリオドを打とうと、私は流しの蛇口を捻った。
あゆみは疲れていたのか、お風呂からあがるとすぐに布団へ入った、
私はその寝顔を見た後、机に置いた筒から証書を取り出してみる。
丸められた証書の中から、1枚の小さな紙がはらりと落ちた。
『あゆみちゃん この手のひらで 何でもチャレンジしてください』
あゆみが手を大きく開き、笑っている写真があり、
そのそばに、ナオ先生の字で言葉がしっかりと記されていた。
あの事故で担任がリナ先生に代わったため、ナオ先生は最後の日、
あえて教室に入るのを避け、裏方だけに専念していたのだろう。
本当の父親である誠一さんからは、何一つもらえなかったあゆみ……。
それでも、こうして大きくなった。
心の蛇口を閉めたはずなのに、また、色々なことが思い起こされ、
涙が頬を伝っていく。
当たり前の日々が、当たり前でなくなったことが、
私はただ、寂しくて仕方なかった。
『ももんたの発芽室』も、2年を迎えます。
これからも、変わらぬお付き合い、お願いします (^O^)/
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コメント
泣けてきた
イヴの夜、最後の文章に、なんだか泣けてきました。
明日は、うれし泣きでアニバーサリーを迎えれるよう、
ひとつ頼みますよ! ももんたさん。←脅迫ではありません。願望です!!
2010-10-22 22:03 milky-tink URL 編集
早かった 2週間です(^。^/)
藍さんの「当たり前の日々が、当たり前でなくなったことが、
私はただ、寂しくて仕方なかった。」って言う所にすごく
共感しました。
次回、ナオ先生の動向が明らかになるのでしょうか?
トコ先生の感じでは あまり悪い感じではない気がしますが。
あと 誠一は 「お仕置き」あったのでしょうかねー。
いま 考えても腹立ちまくりです。(○`ε´○)プンプン!!
2010-10-22 22:16 yasai52en URL 編集
よかった・・・
過去を振り返り、今を見て、誠一を思いやる心が芽生え
しっかりと足元を見つけて、そして、ナオ先生への気持ちの整理をつけ
子どもの成長が眩しいけれど、さまざまな寂しさも感じて・・・
こんな風に考えられるようになった藍に、きっと良いことが訪れるはず!
頬を伝った涙は、きっと喜びに変わるはず。
と信じて、最終話を待ってます^^
(題名が語る最終話かな~♪)
2010-10-23 00:50 なでしこ URL 編集
卒園おめでとう!
幼いながらも逞しく成長したあゆみちゃんの姿は
本当に嬉しいけれど
今までの日々を振り返り一人涙する藍に
私まで思わずウルウルです
でも
今は・・・と言いかけたナオ先生の言葉
トコ先生の言った、ナオ先生の卒業
きっときっと最終話では
この寂しい涙が喜びに変わると信じてるからね^^v
それにしても、いろんな事が吹っ切れて
過去を冷静に振り返れるようになったとはいえ
あの当時の誠一の気持ちをこんなふうに思いやるなんて藍は優しいね~
いまだにあんなヤツなんてエリートコースから転落して寝込んでりゃいいのに!
って思ってる私は、人間がまだまだできてないわ・・^^;
2010-10-23 12:27 パウワウ URL 編集
またまたご無沙汰しっぱなしの私ですが
eikoちゃんのブログに書かれていたナオ先生にお会いしたくて
のこのことやってまいりました。
んで・・・14話まで一気読み(爆)
だって止められなかったんですもの。
ももんたさんの綴られる一つ一つに引き込まれ藍の気持に同化しちゃいました。
次話はラストなんですね。期待に小さな胸を膨らませてお待ちしております(〃∇〃)
2010-10-23 17:55 izuyon URL 編集
今は??
トコ先生の『ナオ先生も、明日でやっと卒業です』(これも勝手に想像)
もちろん嬉しい結果に繋がると信じて!!
誠一に制裁をと願う私はいけない女・・・
会社を辞めたみたいな感じで制裁はすんだのかな?
明日は最終話、寂しい。
もちろんハッピーエンドですよね。。。
2010-10-23 20:00 yonyon URL 編集
嬉しい涙になるのかどうか
>イヴの夜、最後の文章に、なんだか泣けてきました。
そうですね、『当たり前がそうでなくなった』というのは、
藍の本音でしょう。
すぐ側にいられなくても、毎日顔を見られるし、
話をすることも出来た。
それが出来なくなった……。
寂しさ、辛さ、弱さ、そんなものを感じ取ってもらえたら
いいのですが。
さて、最終話、『うれし泣き』となるかどうか、
ぜひぜひ、お付き合いくださいね。
2010-10-23 21:11 ももんた URL 編集
駅で見た彼
>藍さんの「当たり前の日々が、当たり前でなくなったことが、
私はただ、寂しくて仕方なかった。」って言う所に
すごく共感しました。
うわぁ、ありがとう。
藍にとってみたら、何でもない毎日が、
とても幸せだったんだよね。
ナオ先生がいて、あゆみがいて、
美夏がいて……。
『たんぽぽ保育園』が終了して、
全てがなくなってしまったような、そんな空しさなのでしょう。
さて、最終話。
どんな未来が見えてくるのか、
ぜひぜひ、お付き合いを
>あと 誠一は 「お仕置き」あったのでしょうかねー。
さぁ、駅で再会した誠一。
yasai52enさんは、どんな表情を思い浮かべましたか?
私は……は、またのちほど。
2010-10-23 21:12 ももんた URL 編集
時が過ぎて
>やっと藍の心に余裕と優しさが戻ってきたのね。
別れた頃は、『自分は間違っていない』という
気持ちが強かったと思うんだよね。
そうじゃないと、一人になる選択肢は
持てなかったはずだし。
自分のことではなく、他人のことだと、
ふっと冷静になれるのかも。
トコ先生の話だったから、入り込めたとも言えるのかな。
さて、最終話。
題名が物語るものはなんなのか、
感じ取ってもらえたら、嬉しいです。
2010-10-23 21:13 ももんた URL 編集
保護者気分
>今までの日々を振り返り一人涙する藍に
私まで思わずウルウルです
読み続けてもらうと、3年半くらいのことが
一気に流れているので、ウルウルしてもらえるのかも。
一緒にあゆみを卒園させた気分です、私も(笑)
>過去を冷静に振り返れるようになったとはいえ
あの当時の誠一の気持ちを
こんなふうに思いやるなんて藍は優しいね~
時が過ぎたってことだよね。
それに、会社のことを聞いたことも大きいかな。
最初は『自分は間違っていない』って思わないと、
吹っ切れなかっただろうし。
逆に生活が落ち着くと、気持ちが大きくなれるのかも。
それだけ藍の生活が、充実しているということでしょう。
だからこそ、『当たり前の日々』がなくなったことに、
涙するのかもしれませんが。
パウワウちゃんがまだまだ……なんてことはないですよ。
同じように思っている人は、多いはず(笑)
私はね……については、後ほど。
2010-10-23 21:14 ももんた URL 編集
よ、読まれた?
>「ナオ先生も、明日でやっと卒業です」
このトコ先生の言葉で、先が読めた!(笑)
キャー! 読まれた?
って、みんなそこだよね、注目してくれるのは(笑)
さて、その通りかどうか、最終話でちゃんと確認してください。
>ご主人も新しい女性と
新たな人生をスタートさせてるようですね。
うふふ……。yokanさんは、誠一を呼び止めたのは女性だと想像したんですね。
そうそう、みなさんそれぞれで違うはず。
さて、総まとめの最終話、
ぜひぜひ、読んでみてね!
2010-10-23 21:15 ももんた URL 編集
『なお』つながり
>卒園…子供たちは、感慨にふける間もなく
新しい小学校生活を思って前向きなのよね…。
そうそう、子供って切り替えがはやいんだよね。
大人の方が、色々と引きずる(笑)
『当たり前』だった日々を懐かしみ、涙する藍。
ナオ先生と話すことが出来なくなってしまいました。
さて、さて……で、最終話になります。
そして!
コメントを読ませてもらって、すぐにブログへ飛びました。
『なおさん』と一緒に、お話の宣伝をしてもらって、
ありがとうございました!
よかった、ナオ先生にして。
別の名前だったら、こうならないもんね(笑)
2010-10-23 21:16 ももんた URL 編集
ようこそ! です
>eikoちゃんのブログに書かれていたナオ先生にお会いしたくて
うわぁい、ありがとう!
eikoちゃんに感謝しないと。
ナオ先生、どうでしたか?(笑)
今回の一気読みは大変だったでしょう。
でも、止められなかった……なんて、
嬉しいことを。
藍の気持ちに寄り添ってもらえて、
私も嬉しいです。
最終話も、ぜひぜひ、おつきあいください。
2010-10-23 21:17 ももんた URL 編集
たくさん、想像してね!
>ナオ先生は何を言いたかったのか(勝手に想像してますけどね)
あはは……。そうそう、想像力豊かにお願いします。
一緒に参加する創作、それを目指してますので。
>誠一に制裁をと願う私はいけない女・・・
会社を辞めたみたいな感じで制裁はすんだのかな?
yonyonさんは、駅で出会った誠一に、
そういうイメージを持ってくれたんですね。
制裁もOK! 辞めてしまって、どうなった……と
考えてもOKですよ。
私はね……については、のちほど。
最終話が寂しいだなんて、嬉しい!
でも、『創作3兄弟』も放りっぱなしには出来ないので(笑)
ぜひぜひ、最後も読みに来てね。
2010-10-23 21:18 ももんた URL 編集
急いで次行きます。^^
卒園の日に、大きくなった子供をじっかんして
感慨にふけったのも十数年まえ・・・
なのに鮮明によみがえるわ。^^
さて。。。このままでナオ先生と別れてしまっていいのかな?
誠一さんは・・・ちょっと気になるなぁ。
次行きま~す。
2010-10-24 11:37 tyatya URL 編集
大丈夫、大丈夫
>卒園の日に、大きくなった子供をじっかんして
感慨にふけったのも十数年まえ・・・
あはは……鮮明によみがえりましたか?
私も、過去を思い出しながら、書いてました。
ナオ先生と藍親子。
それぞれの道は、最終話で!
2010-10-24 21:40 ももんた URL 編集